生理痛を和らげるおすすめセルフケア方法

生理痛を和らげるおすすめセルフケア方法

生理痛になるのは体が冷えて血液の循環が滞ったり、筋肉が硬くなって骨盤が動きにくくなったりすることだと考えられています。女性の体は月経のリズムに応じて骨盤が開閉していますが、それがスムーズにいかなくなると生殖器が硬直して痛みを引き起こすのです。

ですからまず体を締め付ける服から、ゆったりとした服装に着替えるのが賢明です。スキニージーンズや矯正下着はやめて、サイズの大きいものやゴムを使用しているものに着替えましょう。家にいるときはゆったりサイズの着用を習慣にするのも有効です。

体が硬くなり、血流が悪い状態ですから、体を温めるのも得策です。ブランケットやホットパックを使って冷えを取ったり、靴下を二重に履いたりするのもいいでしょう。さらにハーブティーなど温かい飲み物で側から体を温めると、生理痛が軽減します。生理痛がひどい人は、夏であってもアイスクリームなどで体を冷やさないように注意してください。

胃腸が冷えると近くにある子宮や卵巣に影響しますし、大腰筋などが硬くなる原因となります。

硬くなった筋肉をストレッチして、血行を促進するセルフケアもいいです。硬くなっていると感じる筋肉であればどこをやっても効果がありますが、骨盤や股関節の近くは有効性を感じやすいです。骨盤の開閉に影響のある内転筋群や臀筋群、脊柱起立筋をターゲットにすると生理痛の改善が期待できます。じっくりと伸ばすスタティックストレッチだけでなく、動かしながら伸ばすダイナミックストレッチも試す価値があります。

古代の中国人が発見したツボは、体の調子を整える効果があります。ツボの場所とその効果は先人がまとめており、この知恵を活用することも有効な選択肢のひとつです。

ツボの有効性は世界保健機関も認めています。1つのツボを押すだけでなく、ツボの繋がり、いわゆる経絡を学んでアプローチするとさらなる効果が期待できます。ツボ押しが効いたら、台座灸にチャレンジするのもおすすめです。体がポカポカして、血行が良くなるのが実感できます。

上記の方法を試しても痛みが消えない場合や、すぐに痛みを取り除きたいときには鎮痛薬の力を借りのも悪くありません。我慢しすぎると生活の質が下がり、悪循環に陥ってしまうこともあります。痛みの程度によってはまず鎮痛薬を飲んで、それから体を温めたり、ストレッチをたりするアプローチも考えられます。自分に合う鎮痛薬を常備しておくと安心です。

生理痛を和らげるストレッチ方法

基本のストレッチは仰向けに寝そべり、腕と脚をまっすぐに上下に伸ばすストレッチです。朝起きるときに伸びとして、このストレッチを自然としている人もいると思います。腰の下に丸めたバスタオルを敷いたり、フォームローラーを使ったりするとより効果的です。

次に腰の筋肉を伸ばすポーズです。仰向けで両膝を両手で抱え、強めに引き寄せます。腰と繋がっているお尻の筋肉も伸びているのを感じられれば素晴らしです。今度は床に座り両足の裏をくっつけて、上体を前に倒します。内転筋と腰の筋肉がストレッチされて、骨盤がよく動くようになります。

さらに立った状態で腰を回すのも効果があります。できるかぎり大きく回して、ストレッチと血行促進の両方を狙うといいでしょう。

生理痛を和らげるツボ

生理痛を和らげる経穴いわゆるツボはお腹と足、手にあります。お腹の経穴では関元と中極が効果的です。関元は臍から指の幅4本ぶん真下で、中極からそこからさらに指の幅1本ぶんです。どちらも生理痛の緩和や生理痛に有効で、冷え性や頻尿にも効くといわれています。

足のツボは足三里と三陰交が効きます。どちらも非常に有名な経穴で、ツボのとりかたは動画サイトなどでチェックすることも可能です。足三里は膝の皿の外に位置する凹みから指の幅3本ぶん下です。強めに押すと痛みを感じるところです。三陰交は内くるぶしから指の幅4本分上です。

手の経穴は合谷で、親指と人差指の骨が交わるあたりで万能のツボと呼ばれています。肩こりや便秘にも効くとされています。

生理痛でお悩みの方は子宮セラピーがおすすめです

子宮は女性の健康に一生涯かかわる大切な臓器です。子宮セラピーは、子宮を正しい位置に導く施術を行います。
子宮と骨盤を矯正することで、生理痛、便秘、冷え性、更年期障害などの悩みが解消され、妊娠しやすい体づくりができるようになります。
産婦人科に行くほどではないけど、女性特有の体の不調を改善して、健康的に生活してきたいとお考えの方は、是非、子宮セラピーを受けてみることをおすすめいたします。

子宮セラピーについて

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